« いんげんとパプリカの胡麻和え | トップページ | おやつ »

散歩

今日から6月。

この季節、日焼けが怖いけれど、林の中を歩くのは気持ちがいい。
                                                                               
                

Photo_7                    

Photo_8                  

1               

2                 

3                      

Photo_9                          

Photo_11                  

                                                                         
ゆずり葉に実が........。

ゆずり葉を見ていたらこんな詩を思い出しました。
                                        
                      

ゆずり葉 
        河井 酔茗

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わって古い葉が落ちてしまうのです。

こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずってー

子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。

かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読みきれないほどの書物も
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれどー。

世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造っています。

今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。

そしたら子供たちよ。
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見るときが来るでしょう。
 

                                                              

|

« いんげんとパプリカの胡麻和え | トップページ | おやつ »