きんぴらごぼう
きんぴらごぼうは簡単で美味しいので年間を通してうちの食卓の定番です。
胡麻油を熱し、牛蒡と人参を加えて強火で炒め、全体に油が回ったら小口切りの赤唐辛子を加えてさらに炒めて、だし汁、酒、みりん、しょうゆを加え、汁気がなくなるまで炒る。
牛蒡の切り方もその時の気分で極太だったり、極細だったり、ささがきにしてみたり。
きんぴらごぼうと言えば、故郷の年取り料理のお膳にはきんぴらごぼうがあった。
それで結婚して初めて作ったおせちにもきんぴらごぼうを加えた。
その時になぜおせちに「きんぴらごぼう」と調べたら、ちゃんとした謂れがありました。
江戸時代の浄瑠璃の坂田金平武勇伝の豪傑金平にちなんで、滋養たっぷりのごぼう料理を「きんぴらごぼう」と呼ぶようになり、その強さや丈夫さを願って「きんぴらごぼう」がおせち料理に採用されたと。
お惣菜がおせち料理に、と思いながら今でもおせち料理の一品に加えています(笑)
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